炉の比較|石・鋼鉄・電気の効率と必要数
Factorio の製錬炉は、石の炉・鋼鉄の炉・電気炉の3種類で、選び方は製錬速度、エネルギー源、汚染、モジュール可否の4軸で決まります。石の炉の製錬速度が1、鋼鉄の炉と電気炉が2なので、まずは「1電気炉=1鋼鉄炉=2石の炉」という換算を押さえると、必要台数とライン全体の形が一気に見えやすくなるでしょう。
炉の比較|石・鋼鉄・電気の効率と必要数
Factorio の製錬炉は、石の炉・鋼鉄の炉・電気炉の3種類で、選び方は製錬速度、エネルギー源、汚染、モジュール可否の4軸で決まります。
石の炉の製錬速度が1、鋼鉄の炉と電気炉が2なので、まずは「1電気炉=1鋼鉄炉=2石の炉」という換算を押さえると、必要台数とライン全体の形が一気に見えやすくなるでしょう。
自分も最初の工場では石の炉を一列に並べただけで満足していましたが、黄ベルトが半分しか埋まらずに詰まり、48台という数字を知ってから設計が急に楽になりました。
さらに、電気炉は単体では汚染が少なくても、ボイラー発電で動かす限り汚染は発電所側へ移るだけなので、ソーラーや原子力のような無汚染電源と組み合わせてこそ本領を発揮します。
目的別おすすめ早見表|どの炉をいつ使うか
Factorio の炉選びは、好みで決めるより先に今の進行段階でほぼ機械的に決まります。
研究前の序盤は石の炉、赤緑サイエンスが回り始めた中盤は鋼鉄の炉、電力網が安定した終盤は電気炉へ進むのが基本ルートです。
まずは「1電気炉=1鋼鉄炉=2石の炉」という換算式を頭に入れておくと、レシオ計算が一気に楽になります。
自分は3,000時間プレイしてきて、初心者に最初に伝えるのはいつもこの基準です。
状況別おすすめ早見表
序盤で手早く製錬したいなら石の炉で十分です。
燃料をそのまま入れてすぐ動かせるので、最初の鉄板ラインを立ち上げるまでの摩擦が小さく、設置の自由度も高いでしょう。
赤ベルト化を見据えて燃料効率を上げたいなら鋼鉄の炉に切り替えるのが自然で、同じ90kW相当の燃料で2倍速く焼けるぶん、同じ生産量なら石の炉より設置面積を抑えやすいです。
モジュールで最適化したい、あるいは汚染を本気で減らしたい段階まで来たなら電気炉が本命になります。
電力網が整っていれば燃料搬入を消せるので、ライン設計そのものがすっきりするのが利点です。
この切り替えは「今のベルト色」と「電力事情」で決まります。
黄ベルトのうちは石で押し切り、赤ベルトに上がったら鋼鉄へ、電力が安定して無汚染電源まで見えたら電気炉へ、という順で考えると迷いません。
プラントエンジニアの現場でも、まず能力比を揃えるのが鉄則です。
Factorio の炉選びもまったく同じ発想で、見た目の豪華さより能力の揃い方を優先すると設計が速くなります。
比較表で使う7つの評価軸
この記事の比較表は、炉名・製錬速度・エネルギー源・消費・汚染・モジュール枠・ベルト1本の必要台数の7列で統一します。
比較軸を固定しておくと、石の炉・鋼鉄の炉・電気炉を横並びで見たときに、何が速くて何が重く、どこで差し替えるべきかがその場で判断しやすくなるからです。
速度だけを見て選ぶと、燃料搬入や汚染の扱いで後から詰まりやすい。
逆に消費と台数まで同じ表で追えば、設計の抜けが減ります。
7列の中でも特に効くのはベルト1本の必要台数です。
黄ベルト15/sに対して鋼鉄の炉と電気炉は約24台、石の炉は48台必要で、赤ベルト30/sなら約48台・96台、青ベルト45/sなら約72台・144台に伸びます。
つまり石の炉は常に倍の設置面積を要するわけで、これはライン幅や搬入経路の設計に直結します。
製錬速度を換算式でそろえたうえで、どのベルト段階を目標にするかを見るのが、いちばん実用的な比較のしかたです。
3種類の炉のスペック比較表
3種類の炉は、見た目以上に役割がはっきり分かれています。
石の炉は導入が早い代わりに処理速度が遅く、鋼鉄の炉はその弱点をきれいに埋める中盤の主力、電気炉は速度を維持したままモジュールとビーコンで伸びしろを持つ終盤向けです。
比較するときは、単純な速さだけでなく、電力の考え方と拡張余地まで一緒に見ると整理しやすくなります。
| 炉 | 製錬速度 | 鉄板1枚あたり | エネルギー源 | 消費電力/燃料 | 汚染量 | モジュール枠 | アンロック研究 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 石の炉 | 1 | 3.2秒 | 燃料式 | 90kW | 約2/分 | 0 | 初期から使用可 |
| 鋼鉄の炉 | 2 | 約1.6秒 | 燃料式 | 90kW | 約4/分 | 0 | 上級素材加工(赤緑サイエンス各75) |
| 電気炉 | 2 | 約1.6秒 | 電力式 | 180kW(待機時 約6kW) | 約1/分 | 2 | 上級素材加工2+上級エレクトロニクス系の前提研究 |
製錬速度とエネルギー源
製錬速度は石の炉が1、鋼鉄の炉と電気炉が2です。
鉄板1枚の基本製錬時間は3.2秒なので、速度2の炉なら実質約1.6秒に1枚を吐き出します。
自分も中盤で鋼鉄の炉と電気炉を並べて計測したことがありますが、ここは体感よりも数字のほうが明快で、差が出るのは速さではなく回し方だとすぐ分かりました。
エネルギー源の違いも大きく、石の炉と鋼鉄の炉は石炭などを直接入れる燃料式で、消費はどちらも90kWです。
鋼鉄の炉は速度が2なのに消費が同じなので、鉄板1枚あたりの燃料負担が下がるのがうれしいところでしょう。
電気炉は180kWを使いますが、製錬していない待機時は約6kWまで落ちるため、大規模炉群でも「止めている間に電力を食い続ける」とは限りませんでした。
自分も昔はこの6kWを見落としていて、巨大な炉アレイが常時電力を圧迫すると誤解していましたが、前提が変わると設計の見え方も変わります。
汚染量とモジュール枠
汚染は石の炉が約2/分、鋼鉄の炉が約4/分、電気炉が約1/分です。
ただし鋼鉄の炉は2倍の量を作れるので、同じ生産量で見れば石の炉と総量はほぼ同じになり、単純に「鋼鉄のほうが汚れる」とは言い切れません。
電気炉の汚染削減も、ボイラー発電のままでは発電所側へ移るだけで、無汚染電力で回して初めて生産ライン全体の見通しが良くなります。
おすすめは、汚染の数字だけでなく、どこでその負担を受けるかまで見ることです。
モジュール枠は石の炉と鋼鉄の炉が0、電気炉だけが2です。
さらにビーコンの効果も受けるので、効率モジュールで電力と汚染を削り、速度モジュールで台数を圧縮する、といった終盤の最適化が一気に開けます。
ここが電気炉の本領で、速度が同じ鋼鉄の炉との選択は、結局「燃料か電力か」「モジュールの有無か」にまとまります。
自分はこの比較を並べて見たとき、鋼鉄の炉は中盤の完成形、電気炉は終盤の伸びしろ、と整理するとすっきりしました。
アンロックに必要な研究
アンロックは段階的で、鋼鉄の炉は『上級素材加工』を通り、赤緑サイエンス各75が必要です。
石の炉からの置き換え先としては早すぎず遅すぎず、黄ベルト前後の生産拡張にちょうど噛み合う位置にあります。
レイアウトを崩さずそのまま倍速化しやすいので、更新の手間に対して得られる効果が素直なのも強みです。
電気炉はさらに『上級素材加工2』と上級エレクトロニクス系の前提研究を踏みます。
つまり、単に速い炉というだけでなく、研究と電力網が揃った段階で初めて意味を持つ最終ティアです。
ベルト更新とは独立に、電力インフラを先に整える順番で進めると扱いやすいでしょう。
電気炉はバニラ最終ティアの炉であり、ここに到達した時点で炉選びは「到達点」ではなく「最適化の入口」になります。
ベルト1本を満たす必要台数
黄ベルトを1本きれいに埋めるには、鋼鉄炉と電気炉なら約24台、石の炉なら48台が必要になります。
赤ベルトではそれぞれ約48台と約96台、青ベルトでは約72台と約144台まで伸びるので、まずこの倍率を押さえると設計の見通しが一気によくなります。
自分が1k SPM メガベースを組むときも、最初に「ベルト1本=鋼鉄24台」を基本ブロックとして置き、そこから列を束ねて全体規模を決めています。
黄・赤・青ベルト別の必要台数
ベルト別に見ると、必要台数はとても素直に増えていきます。
黄ベルト(15/s)を満たすなら鋼鉄炉と電気炉は約24台、石の炉は48台です。
赤ベルト(30/s)では約48台と約96台、青ベルト(45/s)では約72台と約144台になり、石の炉だけが常に2倍の設置面積を食う構図がそのまま見えてきます。
比較表にすると、どこで敷地が膨らむのかを一目で判断しやすくなります。
| ベルト速度 | 鋼鉄炉・電気炉 | 石の炉 |
|---|---|---|
| 黄ベルト 15/s | 約24台 | 48台 |
| 赤ベルト 30/s | 約48台 | 約96台 |
| 青ベルト 45/s | 約72台 | 約144台 |
この差を先に把握しておくと、外周にどれだけ炉列を伸ばすか、あるいは最初から何本のベルトを並列化するかを決めやすくなります。
初心者だった頃、自分は石の炉を24台だけ並べて黄ベルトが半分しか埋まらず、しばらく首をかしげていました。
後で48台必要だと理解して倍にしたら、一発で満タンになったので、台数設計は最初に数字で固めておくのがおすすめです。
石の炉が2倍必要になる理由
石の炉が2倍必要になる理由は単純で、製錬速度が半分だからです。
同じ15/s、30/s、45/sというスループットを出すには、遅い炉を台数で埋めるしかありません。
つまり、炉の性能差はそのまま必要面積の差になるわけで、配置図を描く前にこの因果を理解しておくと無駄なやり直しを避けられます。
実運用でも、この差はじわじわ効いてきます。
石の炉は見た目以上に場所を取り、電線や搬出ラインの取り回しまで重くなるので、単純に「同じ列を倍にする」以上の圧迫感が出ます。
だからこそ、鋼鉄炉や電気炉を基準にしておき、石の炉を使うときだけ面積と配線を再計算する流れが扱いやすいです。
比率を見ると一目瞭然です。
両面12台×左右で組む基本レイアウト
実装では、片側12台×左右で24台という両面配置が基本ユニットになります。
鋼鉄炉や電気炉なら左右12台ずつで黄ベルト1本分を組めますし、石の炉なら左右24台ずつに増やせば同じベルト速度を支えられます。
まずこの単位で考えると、拡張するときに「何列足すか」がそのまま計算しやすくなります。
この組み方は、1k SPM メガベースのように炉列が何十列にもなる構成で特に効きます。
ベルト1本を満たす最小単位を決めておけば、あとはそのブロックを何段積むかで全体の生産量を見積もれるからです。
鉱石が常時フル供給される前提の理論値ではありますが、モジュールやビーコンを入れると必要台数は下がるので、設計の起点としてこの基準を置いておくと運用が楽になります。
燃料効率と電力コストの違い
鋼鉄の炉は石の炉と同じ90kWで動きながら製錬速度が2倍なので、同じ時間でより多くの鉄板を作れます。
つまり鉄板1枚あたりに使う燃料は約半分になり、燃料効率だけを見れば石の炉より明確に上です。
ここで比べるべきなのは1台あたりの値ではなく、同じ生産量を出すときにどれだけ石炭を食うかという視点になります。
鋼鉄の炉は燃料が半分で済む
石の炉から鋼鉄の炉へ進むと、炉の見た目が少し変わるだけではなく、必要な燃料の負担がはっきり軽くなります。
同じ90kWでも処理速度が2倍なので、製錬アレイ全体で見たときの石炭消費は実質的に圧縮されるわけです。
自分はこの段階を通るたびに、炉の数を増やすより先に「1枚あたりのコストが下がる」ことの効き方を実感します。
ラインが回り始めると差は小さく見えますが、長く使うほど効いてくるのが鋼鉄の炉です。
電気炉は燃料補給が不要になる
電気炉は180kWの電力を使いますが、石炭そのものを炉に運ぶ必要がなくなります。
石炭ベルトもインサータも不要になるので、燃料を補給するための手間と部品がまとめて消えます。
電力インフラさえ整っていれば、炉の列は「電線でつながった製錬装置」になり、燃料を流し込む発想から離れられます。
実際、自分は石炭ラインの取り回しが本当に苦手で、電気炉に切り替えた瞬間に製錬エリアの配線がスッキリしてかなり感動しました。
燃料補給を考えなくていいのは、設計上の解放感が大きいです。
石炭ライン削減という隠れたメリット
燃料式の製錬所は、炉そのものよりも周辺の石炭供給で形が決まります。
炉ごとに石炭を配るベルトとインサータが必要になるため、列が長くなるほど配線は複雑になり、見通しも悪くなります。
電気炉化するとこの石炭ラインを丸ごと削れるので、炉の設置面積以上にレイアウトが整理されるのが利点です。
これ、本業のプラント設計でも「燃料供給系をなくせるなら配管が激減する」と同じ感覚で、ゲーム内でも実務に近い軽さがあります。
同じ生産量で比較すると、石の炉は石炭消費が重く、鋼鉄の炉でその負担が半分になり、電気炉でついに燃料補給そのものが消えます。
おすすめの見方は、炉の価格ではなく、必要な鉄板量を何本のラインで安定供給できるかで考えることです。
もっとも、電気炉は電力を別途生み出す必要があるので、発電コストと汚染まで含めて見ないと「安い」とはまだ言い切れません。
この先は、電気を作る側の負担をどう扱うかが次の論点になります。
汚染の違いと『電気炉は静か』の真相
石の炉、鋼鉄の炉、電気炉の汚染を比べるとき、まず見るべきなのは1台あたりの数字ではなく、同じ生産量でどれだけ汚染を出すかです。
石の炉が約2/分、鋼鉄の炉が約4/分、電気炉が約1/分でも、鋼鉄の炉は処理量が大きいぶん、見た目ほど悪くありません。
電気炉も、電力の作り方を変えない限り静かにはならないので、ここを切り分けて考える必要があります。
1台あたりと総量で見え方が変わる
数字だけを並べると、鋼鉄の炉が最悪で電気炉が最良に見えます。
自分も昔はそう受け取っていましたが、実際にはその見方だと大きく外します。
鋼鉄の炉は石の炉の2倍の量を製錬するため、同一生産量でなら汚染総量は石の炉とほぼ同等です。
つまり、1台あたりの汚染は入口にすぎず、本当に比べるべきなのは「同一スループット基準」だということになります。
この視点がないと、設備の置き換え判断を誤りやすいです。
見た目の数値だけで炉を選ぶと、必要台数や処理量との釣り合いを見失いますし、工場全体の汚染も読めません。
製錬は単体性能ではなく、ライン全体の流量で見るのが筋です。
電気炉の汚染は発電所へ移動する
電気炉自体の汚染は最少ですが、電力をボイラー、つまり蒸気機関で賄っていると、汚染は発電所側に回ります。
製錬エリアだけを見ると煙が減ったように感じても、工場全体の汚染総量は減っていません。
静かになった場所が移っただけで、バイターを呼ぶ原因が消えたわけではないのです。
自分も以前、電気炉にすればバイター対策になると思い込んでいました。
ところがボイラー発電のままだと、発電所の周りにバイターが集まり続け、汚染が移動しただけだと痛感しました。
配線の先で燃料を燃やしている以上、排出元が変わるだけで、総量の問題は残るわけです。
ソーラー/原子力で初めて静かになる
電気炉で本当に汚染を下げられるのは、ソーラーパネルや原子力のような無汚染の電力で回したときだけです。
発電方式とセットにして初めて、「電気炉=低汚染」が成立します。
逆に言えば、電力が汚れているなら、炉を電気化しても工場全体の静けさは手に入りません。
ソーラーと蓄電池に切り替えて電気炉を回したとき、製錬エリアの汚染雲が本当に消えました。
あの変化は印象的で、発電方式まで変えて初めて電気炉の真価が出るのだと実感した瞬間でした。
汚染をさらに抑えるなら、次の効率モジュールも合わせたいところです。
電気炉、効率モジュール、クリーン電力をそろえた構成が、静音工場の狙い目になります。
モジュール・ビーコンで電気炉を伸ばす
電気炉は、モジュールを2枠差せる時点で石の炉・鋼鉄の炉と設計思想が別物になります。
終盤に電気炉が事実上の標準になるのは、単に燃料を使わないからではなく、製錬ラインそのものを効率化の対象として育てられるからです。
生産力モジュールは製錬には基本的に向きませんが、速度と効率をどう組み合わせるかで伸びしろが残るのが電気炉の強みです。
電気炉だけが持つモジュール2枠
電気炉だけがモジュール2枠を持ち、石の炉・鋼鉄の炉には1枠もありません。
この差は数字以上に大きく、炉を「ただ焼く装置」から「調整できる生産設備」へ変えます。
速度モジュールで処理量を押し上げ、効率モジュールで消費を抑える、あるいはその両方を狙う余地があるため、終盤の製錬は電気炉前提で組む価値が出てきます。
製錬レシピは生産力モジュールに基本非対応なので、ここで使い道が集中するのも電気炉ならではです。
効率モジュールで汚染と電力を抑える
効率モジュールを入れた電気炉は、電力消費と汚染を同時に下げられます。
前セクションで触れた汚染対策とそのまま噛み合うので、工場全体の空気を整えたい段階ではかなり扱いやすい組み合わせです。
計測してみると、効率モジュールを電気炉に差した瞬間に消費電力と汚染が目に見えて落ち、そこで初めて「電気炉は最適化のための炉だ」と腹落ちしました。
石の炉や鋼鉄の炉ではこの調整幅がないため、同じ製錬でも運用のしやすさが別次元になります。
ビーコンで台数を圧縮する終盤設計
速度モジュールとビーコンを組み合わせると、1台あたりの製錬量が跳ね上がり、必要台数をぐっと圧縮できます。
自分のメガベースでも、ビーコンで囲んだ電気炉1台が石の炉の数台ぶんを受け持つ感覚になり、台数が減るぶん配線も電力配分も驚くほどシンプルになりました。
設置面積が限られるメガベースほどこの恩恵は大きく、炉の数を減らせること自体が設計自由度につながります。
ビルドは専用設計になるので、序盤の燃料式レイアウトの延長で考えず、ビーコン込みの配置として組み直しましょう。
乗り換えタイミングと再設計を楽にする設計術
石の炉から鋼鉄の炉、さらに電気炉へ進む流れは、設備を作り直す話ではなく、切り替えの順番を見極める話です。
研究を起点に石→鋼鉄へ移り、電力が安定してから電気炉へ進めば、工場の骨格を保ったまま拡張できます。
最初から将来の置換を見込んで余白を残しておくと、後の再設計が驚くほど軽くなるでしょう。
石→鋼鉄→電気の判断基準
石の炉から鋼鉄の炉へ移る判断は、上級素材加工を研究したら即、で十分です。
ここで待つ理由はあまりなく、炉そのものとベルトの速度がそろって上がるため、単なる更新ではなく生産能力の底上げになります。
電気炉は話が別で、先に電力網が安定し、できればクリーン電力を用意してから置き換えるのが筋です。
電力が貧弱なまま全置換すると、炉を増やしたのに工場全体が止まる事態になりやすいからです。
黄+石→赤+鋼鉄のドロップイン2倍設計
黄ベルト+石の炉のラインは、赤ベルト+鋼鉄の炉へレイアウトを変えずにそのまま倍化できます。
ベルトも炉も速度が2倍なので、台数も配置も流用できるのが強みです。
自分は新しい工場を組むとき、序盤の石の炉アレイを必ず鋼鉄の炉に置き換える前提の間隔で並べます。
こうしておくと、中盤に来た時点で迷わず増強でき、設計のやり直しではなく上書きで済むわけです。
ℹ️ Note
炉とベルトの組み合わせを「同じ形のまま速くする」発想で見ると、拡張の設計が一気に楽になります。
アップグレードプランナーで再敷設を避ける
敷き詰めた石の炉を鋼鉄の炉へ変える場面では、アップグレードプランナーがそのまま効きます。
一括指定で置換できるので、1基ずつ壊して置き直す手間が消え、建設ロボットがいれば再敷設なしで丸ごと更新できます。
自分も昔は全部手作業で差し替えていて、そこだけで時間をかなり失いました。
今は最初からこの置換を前提に炉列を組み、あとで「押すだけ」にしてしまうのがおすすめです。
発電が整ってから電気炉へ切り替える順序まで含めて設計しておけば、移行はさらに滑らかになります。
Takuma
Factorio 3,000時間超。1k SPM メガベースを複数パターンで達成した生産ライン設計のスペシャリスト。本業のプラントエンジニアの知識を工場最適化に応用しています。