Factorioマルチプレイの始め方とサーバー3種比較
Factorioのマルチプレイは、Steamのホスト機能、VPSへの自前構築、有料専用サーバーのレンタルという3つの始め方に分かれます。自分はマルチプレイサーバーを運営してきた中で、最初は意気込んでVPSを借りたものの、友達と遊ぶだけならSteamホストで十分だったと後から気づきました。
Factorioマルチプレイの始め方とサーバー3種比較
Factorioのマルチプレイは、Steamのホスト機能、VPSへの自前構築、有料専用サーバーのレンタルという3つの始め方に分かれます。
自分はマルチプレイサーバーを運営してきた中で、最初は意気込んでVPSを借りたものの、友達と遊ぶだけならSteamホストで十分だったと後から気づきました。
多くの人にとってサーバーは要らず、2〜4人で遊ぶだけならメインメニューからゲームを立ててパスワードを付けるだけで足ります。
この記事では、初期費用、常時稼働の可否、必要な知識量の3軸でこの3方式を比べ、人数と目的に合う選び方へ最短で案内します。
目的別おすすめ早見表:あなたに合うサーバー方式
Factorio のマルチプレイは、最初から重いサーバーを用意しなくても始められます。
友達2〜4人でたまに遊ぶなら Steam ホストで十分で、常時稼働させたい段階になって初めて VPS 自前構築や有料専用サーバーを検討すれば間に合います。
自分も初回は常時稼働にこだわって数時間溶かしましたが、その日は結局 Steam ホストで遊べてしまいました。
こんな人はこれ:3パターンで即答
友達2〜4人で気軽に集まるだけなら Steam ホスト、常時稼働させたいうえにコマンド操作へ抵抗がないなら VPS 自前、常時稼働は欲しいが手間をかけたくないなら有料専用サーバーが合います。
まず遊び方を決めてしまうと選択は早いです。
あとから重い方式へ移る流れのほうが、Factorio では失敗しにくいでしょう。
Steam ホストは初期費用0円で、ホストPCが起動している間だけ動く方式です。
知識はほぼ不要で、2〜4人での短時間プレイに向いています。
VPS 自前は月2〜10ドルで常時稼働できますが、Linux とコマンドの知識が必要になり、4〜10人規模で真価を発揮します。
有料専用サーバーは月2.99〜16ドルで常時稼働でき、知識ほぼ不要のまま人数に応じてプランを選べるのが強みです。
3方式まるわかり比較表
| ホスト方式 | 初期/月額費用 | 常時稼働の可否 | 必要な知識量 | 人数目安 | MOD管理のしやすさ |
|---|---|---|---|---|---|
| Steamホスト | 初期費用0円 / 月額0円 | 不可(ホストPC起動中のみ) | ほぼ不要 | 2〜4人 | 参加者全員で合わせやすい |
| VPS自前構築 | 初期費用0円 / 月2〜10ドル | 可 | Linuxとコマンドが必要 | 4〜10人 | 設定を自分で管理しやすい |
| 有料専用サーバー | 初期費用0円 / 月2.99〜16ドル | 可 | ほぼ不要 | プラン次第 | 提供側の管理が入り、手間が少ない |
Steam ホストは、メインメニューの Host new game から立ててパスワードを付けるだけで始められます。
公開範囲も Public・Steam・LAN の3種があり、Steam を有効にすればフレンドは Join Game から参加しやすく、ポート開放やレンタル契約を気にしなくて済みます。
短いセッションなら、この手軽さがいちばん効くはずです。
VPS 自前構築は、安定版 Linux にヘッドレス版を入れ、専用ユーザーで動かし、UDP34197 を開け、systemd で常駐させる流れになります。
Factorio は帯域より単コア性能とレイテンシが効くので、速いコア1つと RAM2〜4GB でも友達用の24時間サーバーは回せます。
後半工場のセーブ遅延を意識するなら、NVMe SSD の置き場まで考えると安心です。
有料専用サーバーは、CPU・帯域・稼働率・DDoS 防御を提供側がまとめて肩代わりするので、運営の負担が小さいのが持ち味です。
月2.99ドル前後の格安から、4人向け6ドル台、20人スロット16ドル台まで段階があり、月14ドル前後で稼働率99.9%・FTP・無料DDoS防御込みの定額もあります。
自分の時間を節約したいなら、こういう選び方もおすすめです。
迷ったときの選び方の基準
自分が初めてマルチをやったときは、いきなり常時稼働サーバーを作ろうとして設定に数時間使ってしまいました。
結局、その日は Steam ホストで友達と遊べたのに、サーバー本体は翌週まで放置になりました。
最初の一歩としては、まず Steam ホストで遊んでみて、必要になったら次へ進む形がいちばん自然です。
実際、運営を続けると4人を超えたあたりからホストPCの負荷と、オフライン時に工場が止まる不便が目立ってきます。
そこで初めて VPS に移行すると、24時間動かす意味がはっきり見えてきました。
段階を飛ばさずに進めるほうが、費用も時間も無駄になりにくいです。
迷ったら、まず Steam ホストで始めましょう。
人数が増える、常時稼働したくなる、MOD 管理を自分で詰めたくなる、そのタイミングで VPS 自前か有料専用サーバーへ移行してみてください。
Factorio のマルチは、最初から最重装備を選ぶより、遊び方に合わせて育てるほうが長続きします。
Steamホスト:今すぐ友達と遊ぶ最短ルート
Factorioのマルチプレイは、友達と少人数で遊ぶだけならサーバーを別に立てなくても始められます。
メインメニューのMultiplayerからHost new gameを選び、シナリオやマップ生成、公開範囲を決めれば、そのまま部屋を開けます。
特にSteamを有効にしておけば、IPアドレスをやり取りする手間が消えるので、初回のつまずきがぐっと減ります。
Host new gameからゲームを開始する手順
まずメインメニューのMultiplayerを開き、Host new gameを選びます。
そこでシナリオ、マップ生成設定、サーバーの公開範囲を順に決めてから開始する流れです。
作業自体は難しくなく、部屋づくりの入口がひとつにまとまっているので、最初に迷いやすいポイントを先に越えられます。
友達2〜4人で遊ぶだけなら、この方法で十分です。
公開範囲Public/Steam/LANの使い分け
公開範囲はPublic、Steam、LANの3種です。
Publicは公開ゲームリストに掲載され、SteamはフレンドのJoin Game機能を有効化し、LANは同一ネットワーク内に掲載されます。
身内で遊ぶならSteamを有効にするのが基本で、公開リストに出さずにフレンドだけを招きやすいのが利点です。
自分も最初はPublicのままにして見知らぬ人が入ってきて驚いたことがあり、それ以来、身内プレイではSteamとパスワードに絞るようにしています。
Steamフレンドを招待して参加してもらう
Steamを有効にしておくと、フレンドはSteamのフレンドウィンドウでホスト名をクリックし、Join Gameを押すだけで入室できます。
IPアドレスをチャットで送っては「つながらない」と往復するより、はるかに早く合流できるはずです。
自分もこの一手間で何度も救われました。
初心者が最初に越える壁は、ゲーム内容そのものより接続方法だったりします。
パスワードを設定すれば、ポート開放もサーバーレンタルも不要のまま、身内だけの部屋として運用できます。
公開リストに出さず、合言葉で守る形にしておくと手軽で安全です。
既存ゲームへの参加も、公開ゲーム一覧から探す、LANから探す、IPアドレスを直接入力する、という3経路があるので、状況に合わせて使い分けてみてください。
VPS自前構築:常時稼働サーバーを安く立てる
Debian 12やUbuntu LTSの最小構成でVPSを立て、Factorio のヘッドレス版をバージョン番号付きで展開すると、更新や保守の見通しがかなり良くなります。
rootでそのまま動かさず、専用ユーザーを切って実行する形にしておくと、権限事故が起きても被害を閉じ込めやすいからです。
自分も最初はこの手順を省いて面倒を見に行き、あとから権限周りで余計な確認をする羽目になりました。
小さく始めて、安全側に寄せましょう。
ヘッドレス版の導入とユーザー作成
まずOSはDebian 12やUbuntu LTSのような安定版を最小構成で入れて、余計なサービスを削っておきます。
そこへヘッドレス版をダウンロードして展開し、ゲーム本体とセーブを置く場所を分けて考えると整理しやすいです。
実行用には専用ユーザーを作り、rootでは起動しない構成にしましょう。
管理者権限で常駐させるより、障害が起きたときの影響範囲を狭くできるのが理由です。
ポート開放とセーブの初期化
接続で最初に詰まりやすいのがUDP 34197です。
Factorio はTCPではなくUDPで通信するので、外部ファイアウォールとホスティング側のネットワークファイアウォールの両方で開放しておかないと、外から見えません。
自分が初めてVPSに入れたときはTCPだけ開けてしまい、一晩ずっと入れずに悩みました。
ここさえ知っていれば避けられるミスです。
セーブ用ディレクトリを作って binary の作成フラグで新規ワールドを生成し、起動設定は server-settings.json にまとめておくと、あとで手元の操作を減らせます。
systemdで24時間常駐させる
常時稼働にするなら、systemd でプロセスを管理するのがいちばん素直です。
start-server-load-latest を使えば最新のセーブから自動で立ち上がるので、再起動後の復帰が安定しますし、server-settings.json を指定しておけば参加用の設定も固定できます。
Factorio は帯域よりも単コア性能とレイテンシが効く軽量通信なので、速いコア1つとRAM 2〜4GBの小型VPSでも友達用の24時間サーバーは十分回ります。
自分も最初は8GBの高いプランを借りましたが、友達4人なら2GBの最安プランで問題なく動き、結果として必要以上の費用を払っていました。
後半工場でセーブ遅延を抑えたいなら、NVMe SSD に置く構成が効きます。
有料専用サーバー:知識ゼロで常時稼働を手に入れる
有料専用サーバーは、Factorio の常時稼働を「管理画面で完結させたい」人向けの現実的な選択肢です。
月額は2.99ドル前後の格安帯から始まり、4人向けなら6ドル台、20人スロットなら16ドル台へと段階的に上がるため、遊ぶ人数に合わせて予算感を作りやすいでしょう。
人数固定で読むなら、稼働率99.9%やFTPアクセス、無料DDoS防御を含む月14ドル前後の定額プランも扱いやすいです。
月額相場と人数プランの目安
価格の伸び方には理由があります。
少人数ならCPUや帯域の要求が低く、格安プランでも回せますが、参加者が増えるほど同期処理やバックグラウンド負荷が重くなり、上位プランの差がそのまま安定度に出ます。
格安で始めて人数を増やしたら重くなり、結局上位プランに乗り換えた経験があるなら、最初から実際に遊ぶ人数で1段上を選ぶ方が結果的に割安です。
自分もその流れで学びました。
レンタルで肩代わりされる手間
有料ホスティングの価値は、CPUや帯域だけではありません。
稼働率の維持、DDoS防御、再起動や復旧の手間まで提供側が肩代わりしてくれるので、深夜にサーバーが落ちても慌てずに済みます。
自分はVPSの更新作業やトラブル対応に疲れて一時期こちらへ切り替えましたが、月数ドルで「落ちたら自分が起きる」状況から外れる安心感は想像以上でした。
管理画面からMODやSpace Age DLCを有効化できる点も強く、コマンド操作が苦手でもMOD入りサーバーを運用しやすいのが利点です。
VPS自前との損益分岐
VPS自前との分岐点は、月額差ではなく自分の時間の価値で決まります。
数ドル安いかどうかより、更新作業、障害対応、MOD切り替えを自分で背負うのか、サービス側に任せるのかで選ぶ方が筋が通っています。
人数が固定で、面倒な保守を減らしたいなら有料ホスティングが向いていますし、細かい制御を楽しみたいなら自前VPSも選択肢になるでしょう。
要するに、サーバー運用を趣味にしたいか、遊ぶ時間を増やしたいかの違いです。
サーバー設定とMOD・DLCの同期
server-settings.json はサーバーの識別情報、アクセス制御、動作設定をまとめる本体で、server-adminlist.json は管理者権限、server-whitelist.json は許可リストを分けて持ちます。
役割を分離しておくと、参加者の追加や権限変更をしても、サーバーの基本設定を触らずに済むので運用が乱れにくいです。
マルチで詰まりやすいのは設定場所の混同なので、最初に3ファイルの役割を切り分けて覚えておきましょう。
### 3つの設定ファイルの役割
server-settings.json にはサーバー名や公開方法のような識別まわりに加えて、ゲームの進行や参加条件に関わる設定が入っています。
server-adminlist.json は管理者を登録するためのファイルで、ここに入れた相手は権限を持つ側になります。
server-whitelist.json は許可リストを管理するもので、限定公開のサーバーにしたいときは、この3本を分けて扱う流れがいちばんです。
### 管理者・人数・オートセーブの調整
管理者の追加は server-adminlist.json、最大人数や許可リストの有効化、AFKキック、オートセーブ間隔は server-settings.json 側で詰めます。
設定画面では、管理系の項目と接続系の項目が離れているため、タブをまたいで探すことになりますが、ここを一度整理しておくと迷いません。
特にポーズ権限は、誰がゲーム進行を止められるかに直結するので、身内鯖でも先に決めておくと運営が安定します。
自分のサーバーでも、最初はこのあたりを曖昧にしたまま始めてしまい、管理者の追加と人数制限の話が毎回あちこちに飛んでいました。
ところが、どの項目をどのファイルで触るかを固定しただけで、参加者からの問い合わせがかなり減りました。
オートセーブ間隔も同じで、巨大工場では保存のたびに画面が止まるので、後半に入ったら長めに調整してしまいましょう。
### MODとSpace Age DLCを全員で揃える
MOD と Space Age DLC は mod-list.json で有効化します。
Space Age は quality、elevated-rails、space-age の各コンポーネントから成るので、必要なものだけを有効にして進められるのが扱いやすいところです。
ただしマルチプレイでは、ここで少しでも構成がずれると接続で止まります。
参加者全員が同じ MOD を同じバージョンで揃える必要があり、不一致のままでは弾かれる仕様だと見ておくべきです。
自分のサーバーでも、MOD を1つ更新しただけで更新していない友達がまとめて接続不可になり、チャット欄が一気に騒がしくなったことがあります。
そこからは「ホストと全参加者で足並みを揃える」を運用ルールに変えました。
これだけで事故が消えたので、マルチの準備でいちばん優先すべきなのは、派手な拡張よりも構成の一致だと実感しています。
サーバーに接続できない時の切り分け
サーバーに接続できないときは、まずSteam経由で参加できるかを試すのが近道です。
直接IPでは弾かれても、Steamのフレンドリストから入るとすんなり通るケースが多く、ここで解決するならポートやNATを深追いする前に切り分けが進みます。
自分の環境でも、ポートもファイアウォールも問題ないのに友達だけ入れなかった件があり、Steam参加に切り替えた瞬間に一発でつながったことがあります。
原因を広く疑う前に、まず最も通りやすい入口を試しましょう。
まずSteam経由で参加を試す
直接接続でエラーが出る場合でも、Steam経由なら通信経路が変わるため、同じ失敗が再現しないことがあります。
ここで入れるなら、ゲーム本体の設定ミスよりも接続方法の相性が疑わしいと見てよく、以後の確認も整理しやすくなります。
まずSteamから参加してみてください。
ポートとファイアウォールを確認する
次に確認するのはポート設定です。
サービスポートと内部ポートはともに34197を指定し、プロトコルは必ずUDPにそろえます。
TCPで設定していると通らない、という誤設定は定番です。
加えて、サードパーティのアンチウイルスやファイアウォールが通信を止めていないかも見ておきましょう。
一時的に無効化して接続可否を切り分け、検証が終わったら必ず戻してください。
ここを省くと、原因がゲーム側なのか外部保護機能なのか判断しにくくなります。
NAT・ルーター固有の問題に対処する
家庭内ルーターの内側にサーバーがいるなら、公開IPを持たせるか、ポート開放するか、仮想LANソフトを使う必要があります。
NATは外からの着信をそのまま通さないので、同じLAN内では見えても外部参加が失敗することがあるのです。
さらに見落としやすいのが、34197からの送信元ポートをルーターがランダム化してしまうケースです。
この挙動が入ると、受け側が期待した通信とずれてしまうため、追加設定で抑える必要があります。
ありきたりな原因を順に潰し切ってから特殊要因を疑う、これがいちばん効率的です。
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Factorio 2,000時間超。100駅以上の列車ネットワーク運用実績と Death World マラソンクリアの経験から、物流・防衛の実践ノウハウをお届けします。