Factorio日本語化の手順と表示されない時の対処
Factorioは、バージョン0.10.7以降に日本語ファイルを本体へ同梱しているゲームで、外部パッチを探して当てる必要はありません。起動画面右下の言語セレクタ、または Options → Other → Locale から日本語を選ぶだけで、本体UIはその場で日本語に切り替わります。
Factorio日本語化の手順と表示されない時の対処
Factorioは、バージョン0.10.7以降に日本語ファイルを本体へ同梱しているゲームで、外部パッチを探して当てる必要はありません。
起動画面右下の言語セレクタ、または Options → Other → Locale から日本語を選ぶだけで、本体UIはその場で日本語に切り替わります。
自分も始めた日に『Factorio 日本語化パッチ』を30分ほど探してしまい、オプション画面に最初から日本語があると気づいた瞬間に脱力したので、この記事ではその無駄な時間を最初から省けるようにします。
ただし「日本語化」は本体UI、MODが追加するアイテム名やレシピ名、日本語入力の3層に分かれていて、ここを混同すると「設定したのに英語のまま」に見えます。
本体はすぐ終わるので構える必要はなく、MODを入れ始めてからが本番だと考えると、どこを直せばいいかの見通しが立つはずです。
まずは本体の言語を切り替え、そのあとでMOD由来の英語表示を切り分けていきましょう。
Factorioの日本語化に日本語化パッチは不要
Factorioの本体UIは標準で日本語に対応しており、日本語化パッチを探して入れる必要はありません。
バージョン0.10.7以降は日本語ファイルが本体に同梱され、設定画面で言語を選ぶだけで切り替わります。
検索結果には古い導入手順が残っていますが、今それをなぞると不要な作業になります。
本体は標準で日本語に対応している
初日にSteamのストアページで日本語対応を確認したのに、起動画面が英語のままで「本当に対応しているのか」と疑い、MOD Portalまで日本語化MODを探しに行ったことがあります。
ところが、オプションの中に最初から日本語があり、そこで1時間ほど迷走していたと気づきました。
Factorioでは、他のPCゲームでよくある外部パッチの導入作業は前提ではありません。
設定画面で3クリック、しかも所要1分未満で完了するので、最初に見るべき場所はMODではなく本体設定です。
切り替え経路も素直です。
初回起動時は右下の言語セレクタから、プレイ中なら Options → Other → Locale で到達できます。
選択はその場で反映され、再起動を挟まないのも扱いやすい点です。
Steamライブラリ側のゲーム言語設定はここには効かないため、Steamで日本語にしてあるのに表示が変わらない、という混乱が起きやすいのです。
Factorioは自前で言語を持っている、と押さえておくと迷いません。
翻訳はコミュニティ主導で本体に取り込まれている
Factorioの日本語は、最初から「非公式パッチ」として固定されたものではなく、コミュニティが訳した文言が本体へ取り込まれて育ってきたものです。
自作のMOD翻訳に関わるようになってから、この流れを知ったときの手触りは印象的でした。
自分が訳した文言が次のアップデートでゲーム内に出てきた瞬間、外部パッチ文化とはまったく違う更新の速さを感じたからです。
だからこそ、0.10.7以前の「有志ファイルを手動配置する」手順が今も検索に残っていても、そのまま真似する必要はありません。
古い記事を踏襲すると、すでに本体へ入っている翻訳をわざわざ外から当て直すことになります。
アップデートのたびに翻訳も追従する仕組みがあるので、読者が「日本語化が必要だ」と思っていた前提そのものを、ここで一度ほどいておくべきです。
『日本語化』が指す3つのレイヤーを整理する
「日本語にならない」という症状は、実はひとまとめにできません。
本体UI、MODが追加するテキスト、日本語入力の3層に分けると見通しがよくなります。
まず本体メニューが日本語なら、残る英語はMOD由来か未翻訳かに絞れます。
逆にメニューまで英語なら、言語選択が確定していない可能性をまず疑えばよいでしょう。
特にややこしいのがMODのアイテム名やレシピ名です。
本体設定で日本語にしただけでは、MOD側が日本語ファイルを持っていなければ英語のまま残ります。
外部パッチを探す前に、どの層の文字が英語なのかを切り分けてみてください。
順序を先に決めておくと、問題の原因を一つずつ潰せるので、対処がずっと楽になります。
本体UIを日本語に切り替える手順
Factorio の本体UIは、初回起動なら右下の言語セレクタからその場で日本語に切り替えられます。
すでにゲームを始めている場合でも、Options の Other から Locale に進めば同じ設定に到達でき、選択した瞬間に反映されるので再起動は要りません。
Steam側のゲーム言語設定と混同すると遠回りになるため、切り替え先を Factorio 本体の Locale に絞って確認しましょう。
起動画面の右下から指定する最短手順
初回起動時にいちばん速いのは、起動画面の右下にある言語セレクタです。
ここは最初から目に入りやすい位置にあり、英語メニューを掘り下げる必要がないので、英語UIに気後れする場面でも迷いません。
リストの中には『日本語』とそのまま日本語で表記されているため、英語の画面でも見つけやすいのが救いです。
日本語を選べば、その場で本体UIが切り替わります。
この方式が便利なのは、最初の一手で表示言語を確定できるからです。
友人をマルチプレイに誘ったときも、Steamのプロパティで変えたのに英語のままだと15分ほど詰まっていましたが、画面共有で右下を指したら一気に解決しました。
日本語が見つからないという不安も、リスト内で『日本語』を探すだけだと分かればかなり軽くなります。
オプション画面から切り替える手順
すでにプレイを始めているなら、Options から Other に入り、Locale を開いて日本語を選びます。
経路は少し長いものの、設定項目の役割がはっきりしているので、覚えてしまえば迷いにくい流れです。
選択は即時反映で、画面がその場で日本語に変わるため、再起動を挟む必要はありません。
メニューや設定項目、チュートリアルの文言まで日本語になっていれば、本体側の設定は成功と見てよいでしょう。
自分も英語UIのまま100時間ほど遊んだあと、MODの翻訳作業で日本語へ切り替えたことがあります。
アイテム名の対訳を行ったり来たりする作業でも、再起動なしで往復できたのは地味に助かりました。
表示が即時に変わるので、翻訳の確認や表示比較をしながら進めたい場面でも、手を止めずに済みます。
こういう細かな軽さが、Factorio の設定周りでは効いてきます。
Steamの言語設定を変えても直らない理由
ここでよくある落とし穴が、SteamライブラリでFactorioを右クリックしてプロパティから変えるゲーム言語設定です。
あれはSteam側の管理であって、Factorio の表示言語そのものには影響しません。
Factorio は自前で言語設定を持っているので、Steamを日本語にしてもゲーム内が英語のまま残ることがあります。
初心者がいちばん詰まりやすい分岐なので、最初から切り分けて考えるのが近道です。
Factorio の日本語化は、他のPCゲームのように非公式パッチを探して当てる話ではありません。
バージョン0.10.7の時点で日本語ファイルが本体へ同梱され、設定画面で選ぶだけで日本語UIになります。
古い手順を見て手動配置を始める必要はなく、見るべき場所は Steam ではなく本体の Locale だと押さえておけば十分です。
日本語にならない・英語のまま残るときの切り分け
『日本語にならない』は一つの症状ではなく、UI全体が英語のまま、一部だけ英語で残る、アイテム名だけ英語という三つに分けて考えると整理しやすいです。
見た目が似ていても原因は別で、最初の切り分けを誤ると設定確認なのか翻訳待ちなのか、あるいはMODの問題なのかがぶれてしまいます。
だから起点はいつも、本体のメニューが日本語かどうかです。
UI全体が英語なら言語選択を再確認する
UI全体が英語のままなら、まず疑うべきなのは言語選択が保存されていないケースです。
設定画面を開き直して、現在の選択値が本当に日本語になっているかを見直すだけで解決することが少なくありません。
選んだつもりで確定できておらず、再起動後に元へ戻っていることもあります。
大型MODを10個ほど積んだ環境で遊んでいたとき、自分もアイテム名が軒並み英語になって「日本語設定が壊れた」と早合点し、save data まで疑いました。
ところがメニューを確認するとそこは完璧に日本語で、実際には MOD 側に日本語ファイルが無かっただけでした。
切り分けの起点がないと、的外れな場所を疑って時間を使ってしまいます。
一部だけ英語なら未翻訳の反映待ちを疑う
メニューは日本語なのに、一部の説明文や新要素だけが英語で残る場合は、未翻訳箇所の反映待ちと考えるのが自然です。
アップデート直後は新しく追加されたテキストの翻訳がまだ行き渡っておらず、しばらく英語のまま表示されることがあります。
これは壊れているのではなく、翻訳が追いつく途中の状態です。
自分もアップデート直後に新要素の説明文だけ英語で出て、翻訳漏れだと思ってフォーラムを見に行ったことがあります。
実際には数日後の更新で日本語に変わり、待つのが正解でした。
ここでは「設定を疑う段階」ではなく、「まだ反映されていない段階」と見なして眺めるのが近道です。
アイテム名だけ英語ならMODが原因
アイテム名、レシピ名、技術名だけが英語なら、ほぼ確実に MOD 由来です。
本体の翻訳対象になるのはゲーム本体の UI や標準テキストで、MOD が追加した文言はその MOD 自身が日本語ファイルを持っていなければ英語のまま残ります。
本体のメニューが日本語なら、その時点で本体設定は正常だと判断してよいでしょう。
この切り分けを持っているだけで、疑う場所が一気に絞れます。
メニューが日本語なら見るべきは MOD か未翻訳箇所、英語ならまず本体設定です。
この一本の質問で対処の分岐が決まるので、迷ったときほど先にそこへ戻してみてください。
MODを日本語化する2つの方法
MOD由来の英語表示には、既存の日本語化パックMODを入れる方法と、locale/ja を自作する方法があります。
前者は導入が速く、後者は対応していないMODにも効くので、手軽さと適用範囲のどちらを優先するかで分かれます。
まず探して、無ければ作る。
この順で考えると迷いにくいでしょう。
日本語化パックMODを導入する
日本語化パックMODは、複数のMODの翻訳をまとめて配布する形が主流です。
導入自体は通常のMODと同じで、MOD Portalから追加するだけで済みます。
自分が使っているMODが対象に入っているかは、MOD PortalのDependenciesタブを見ると判断でき、そこに列挙されているMODが翻訳対象になります。
大型MODを使っているなら、まずパックを探す方が早いはずです。
数分で表示が整うことも多く、最初の一歩としてはかなり手堅い方法です。
locale/jaを自作して翻訳する
自作する場合は、MODフォルダ内のlocaleディレクトリにjaという名前のフォルダを作ります。
ここをjpにすると読み込まれず、初めて挑戦したときに自分もそこを疑わず、cfgの中身を1時間ほど見直してしまいました。
ところがjaに直した瞬間にすべて日本語になり、原因が翻訳内容ではなくフォルダ名だったと分かって脱力したものです。jaは国コードではなく言語コードとして扱う、ここが最初の山場ですね。
翻訳ファイルはlocale/enにあるcfgをlocale/jaへコピーして使います。cfgはキーと値がイコールで結ばれた形式なので、翻訳するのは右側だけです。
左側のキーを書き換えるとゲームが文言を引けなくなるため、ここは触らないでください。
保存時はUTF-8を選び、先頭のBOMを削除します。
自分もテキストエディタのデフォルト設定のまま保存して、最初の1行だけが文字化けしたことがありました。
BOMなしUTF-8で保存し直したら直りましたが、原因にたどり着くまで時間を溶かしたので、ここは先に押さえておくと安心です。
展開したMODはフォルダのまま読み込まれるため、翻訳後に再圧縮する必要はありません。
どちらを選ぶかの判断基準
大型でメジャーなMODを使っているなら、まず日本語化パックMODを探すのがおすすめです。
対応範囲が合えば導入は速く、翻訳の手間もほぼ要りません。
逆に、マイナーMODやパック未対応のMODは自作の出番になります。
対応の有無で選ぶというより、対象が広いならパック、対象が狭いなら自作、と切り分けると判断しやすいでしょう。
読者には「まず探す、無ければ作る」の順序で進める形をおすすめします。
チャットとブループリント名の日本語入力
チャット欄やブループリント名の日本語入力は、表示の日本語化とは別の問題として切り分けて考える必要があります。
UIが日本語でも、実際に日本語を打てるかどうかは入力経路の話だからです。
ここを混同すると「日本語化が不完全だ」と感じやすいですが、実際には表示と入力を分けて確認したほうが整理しやすくなります。
表示の日本語化と入力は別の問題
初めてチャットに日本語を打とうとして文字が出ず、入力支援ツールを探し始めたことがあります。
けれど、試しにメモ帳で日本語を書いてから貼り付けたら、あっさり通りました。
あのとき学んだのは、問題の本体が「日本語表示」ではなく「その場で直接入力できるか」だったということです。
画面が日本語でも、入力欄の挙動は別物だと意識しておくと、遠回りを減らせます。
コピー&ペーストで確実に入力する
外部のテキストエディタで日本語を書き、Ctrl+Vでゲーム内の入力欄に貼り付ける方法は、環境を問わず機能する回避策です。
IMEの状態に左右されないので、入力がうまく通らない場面でも日本語を確実に入れられます。
凝った設定をいじるより、まずこの方法を覚えておくほうが実戦的でしょう。
入力に詰まったら、いったん外で書いて貼る。
これだけで解決する場面は多いです。
コミュニティ製の日本語入力支援ツールもありますが、バージョン0.16でIME入力が可能になった時点で開発終了しているものがあります。
古い記事ではそうしたツールが必須のように書かれていることがありますが、現行版では前提が変わっています。
情報を読むときは、いつの仕様を前提にした話なのかを意識しておくと混乱しません。
まずはコピペで通るかを試してみてください。
ブループリント名を日本語にするか英語にするか
ブループリント名は、日本語にする選択も英語にする選択も成り立ちます。
ただ、マルチプレイで共有する前提なら、英語のまま付けるほうが扱いやすい場面が多いです。
日本語名は相手の環境で読めないことがあり、入力の手間も増えます。
実際にマルチプレイサーバーで日本語のブループリント名を付けて共有したところ、参加者の環境で名前が読めず、結局英語に付け直しました。
共有前提なら英語、ソロで自分だけ使うなら日本語、という使い分けが自分の中ではいちばんしっくりきています。
入力まわりは環境差が出やすいので、まずはコピー&ペーストで確実に通す方法を押さえておけば困りません。
入力支援ツールは、必要になってから検討すれば十分です。
おすすめは、最初から手段を増やしすぎないこと。
使える基本手順を持っておくほうが、ずっと楽に進められます。
Haruto
Factorio 1,500時間超。MOD開発・日本語翻訳の貢献経験を持ち、大型MOD踏破と Space Age DLC 全惑星クリア済み。海外コミュニティの最新情報もカバーします。